夫はお金への執着がものすごく、財産や養育費を少しでも下げようとしてきました。他にも銀行に調査嘱託をされました。それは、私の銀行にお金がないかの調査なのです。それを、合計10箇所ぐらい調べられました。これに時間がかかり裁判が長引きました。
以前お話ししましたが、結婚する時夫より少し貯金額が多かったので、夫に話し、その分は何かあったら使うということで、別にしていました。夫の家族は兄弟が多く、下の子がまだ学生でした。なので、何かあればそういったことに使おうと思っていたのです。もちろん夫も下の子のためにと別にきちんと貯金がありました。
別居前に、その結婚前に何かあった時のためにとっておいたお金をおろし、別居後の生活費などのために使わなければなりませんでした。ここで私たちにとってそのお金が役に立ちましたが、その調査嘱託により、その別にしておいたお金のことでかなり責められることになりました。
それと、今まで数回してきた家族旅行をした時にかかった金額についても、どう考えても1人分にしかならない額を言ってきたり、今までの生活費でそんなにかかっていないはずだと主張してきて、総額500万ぐらいまだあるはずだというのです。もちろんそんなお金はありません。他にも、子供の通帳も見せろ主張してきて、仕方なく次男と三男の通帳を見せると、今度は長男の通帳を見せろというのです。長男の通帳は作っていないといっても、長男だけないのはおかしいと主張してきました。こういう経緯で、裁判がすごく長引きました。裁判官も夫がお金への執着がすごいと言っていたと弁護士さんから聞きました。
自分の弁護士さんや裁判官の前で、こういったやりとりをしなければならず、こんな夫と長年一緒にいたことも、お金に関して細々としたやりとりも、私はとても恥ずかしく感じていました。夫は、お金のことになると、子供に関することであってもなりふりかまわず、自分のことしか考えていない人だということが、裁判ではっきり見えてしまったのです。恥ずかしいという感情と共に、離婚を選択して本当によかった、私の選択は間違っていなかったと改めて思いました。もうひとつ、いつも頭の中で考えていたことがあります。話し合いのできる人であれば、このような形にならなくても済んだのにということです。ただ、話し合いのできる人なら、そもそも離婚にならないかというところに最終的に考えが行き着くのです。裁判中は、ずっとこの考えが頭の中でぐるぐると回っていました。
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