別居してから〜三男のこと1〜

Uncategorized

 引っ越しを終え、次の日の朝一番に新幹線に乗りました。実家には、本当に命からがら逃げてきたそんな感じでしたが、ほっとする暇はありませんでした。

 アパートの契約の手続き、入居のための水道・ガス・電気などの手続き、弁護士さんとのやりとり、そして向こうから送った荷物が着いたら、そこから最低限使うものを再び新しく入るアパートに送らなければならないのです。それを出来るだけ短期間でやりました。なぜなら、なるべく子供たちの学校を休ませたくなかったからです。実家に帰ってそこから荷物が到着したら、すぐにまた荷物を送り、最初の引っ越しから約1週間で、2回目の引っ越しを終わらせました。

 そしてもう一つ、早く戻らなければならない大切な理由がありました。それは、三男の来年度の小学校入学に関することで、就学・教育相談を11月の半ばに受けることになっていたのです。

 話しは、そこから約3年戻ります。三男には、発達障害がありました。1歳ぐらいまでは気が付きませんでしたが、歩けるようになってから、日常生活に支障を感じ始めました。特に外出時が大変でした。三男は自分の興味のある方に行ってしまい、そこから動かなくなる、その繰り返しでした。好きなように遊ばせることができる時間や場所があるときはいいのですが、なかなかそうはいきません。買いものにもいかなければないですし、用事もいろいろとありました。三男は、いつも自分の好きな方に行ってしまいますから、買い物するときは、それを追って通る通路にあったものをとりあえずカゴに入れる、そういった感じでした。目を離すとどこに行ってしまうかわからないので、ずっと後を追っていなければなりませんでした。外出では特に車にも気をつけなければなりませんでした。たまに走って飛び出してしまうこともあるのです。ずっと気をはっている状態でした。なので、その頃は、外出を本当に必要最低限にしていました。

 家の中では、危険のものはそうありませんが、ご飯を用意しても食べない、お風呂も入りたがらないので追いかけて捕まえて入れなければならないし、歯磨きも口を閉じてしまい出来ない、そんな感じでした。それが成長と共によくなってくれればと思っていましたが、なかなか出来るようにならず、常に三男は自分のペースで動くそんな感じでした。上の子たちとは違うという不安をいつも感じていました。3歳になり入園も気掛かりでした。幼稚園では集団行動をしなければなりません。それが出来るかとても不安でした。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。また、投稿を続けていきますので、よろしくお願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました