離婚後の生活〜三男のこと3〜

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 受診したその日に手術を勧められ、三男はそのまま手術することになりました。

 夕方からの手術といっても18時からでしたので、外はもう暗くなっていました。三男は車椅子に乗り、私は車椅子を押して看護師さんと一緒に手術室に入りました。三男は、怖がったりも嫌がったりもしませんでした。あまり分かっていない様子でした。手術室に入って、すぐに三男の小さな体は手術台に乗せられました。そして、点滴から薬を入れられあっという間に眠ってしまいました。私は、眠った三男を見て頑張ってと心の中で思いながら、手術室を出ました。

 手術室を出て待合室に行くと、兄が次男を連れて待合室で待っていてくれました。朝からずっと気を張っていましたから、2人の顔を見てすごくホッとしました。2時間ぐらいして、手術が終わったということで、手術前に説明をしてくれた医師が出てきました。切除した虫垂を見せながら一通り説明をしてくれました。何か質問はありますかと聞かれ、遺伝性はありますかと質問しました。というのも、元夫の両親、元夫、長男と4人も急性虫垂炎で手術していたことが気になっていて、質問したのですが、その先生が言うには遺伝性はないとのことでした。

 三男が手術室を出てきたときすぐに顔を見ましたが、辛そうな顔をしていなかったので、ホッとしました。そして、ストレッチャーに乗る三男と一緒に病棟の個室に戻りました。兄と次男は、病室に入れないということで、手術室の待合室で帰ることになりました。

 三男は病室に戻ってからもずっと眠っており、痛がる様子はありませんでした。そして次の日、大部屋に移りました。朝から歩いてOKになりました。歩いてトイレまで行っても、あまり痛がりませんでした。病棟は外科でしたので、私たち以外はみなさん大人の女性ばかりでした。外科の女性部屋は、比較的明るいイメージがありましたが、そこは、一人一人カーテンを閉めていて、あまりコミニュケーションを取らない様子でした。みなさんとても静かでしたので、物音を出さないように気をつけましたが、三男はその頃まだ小学1年生でしたので、少しうるさかったかもしれません。人によって病状が違うので、なるべく静かに過ごすため、DVDをずっと見せて過ごさせました。そして、食事も始まりましたが腹痛もなく順調でしたので、手術日を入れて4日で退院することが出来ました。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。また投稿していきますので、よろしくお願いいたします。

    

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