３回目の引っ越し

　3月の末に長男の卒業式も終わり、私の地元の高校に進学することも決まり、３回目の引っ越しとなりました。

　荷物は最小限にしていたつもりでしたが、それでも４人分なのでかなりの量がありました。急いでやっているつもりでもなぜか集中できず、進まないのです。今から考えるとその頃の私は、精神的にも体力的にも限界がきていたのだと思います。

　ただ３回目の引っ越しの時は幸運なことに、実家から私の兄が手伝いに来てくれたのです。このことは、本当に有り難かったです。私1人では、多分終わらなかったと思います。兄にはかなりの量の荷物をまとめてもらいました。そのほかにも、部屋の掃除なども手伝ってくれました。

　一つ、引っ越し日にトラブルがありました。当日の朝まで寝ていていた布団を布団袋に入れて、近くの郵便局から送ろうとしたら、規格外のサイズで受付してもらえなかったのです。こちらに引っ越して来る時は、送れたのですっかり安心していました。その時と同じ布団袋でしたが、その時より枚数が増えていたので、サイズが大きくなってしまったんだと思います。置いていくわけにもいかないし、どうしようとかなり焦りましたが、兄が、その日のうちにしかもなるべく早く取りにきてくれる宅配会社を見つけてくれたのです。それでなんとか実家に送ることが出来ました。その日に、新幹線に乗る予定でしたので、とても助かりました。

　その荷物を取りに来るのを待っている間、もうアパートの退去検査も終わっていましたので、外で待っていなければなりませんでした。兄に荷物をみててもらい、わたしは新幹線を一本送らせてもらいに、購入した旅行会社に行きました。たまたま席も空いていましたので、次の新幹線の切符に変更することが出来ました。兄がいてくれたので、荷物も任せられました。子供だけでは、宅配会社が荷物を取りにきた時に立ち会ってもらうのも、切符を変更してもらうのもなかなか難しかったと思います。なので、本当に助かりました。

　ちなみに長男は、少しでも早く帰りたいと、もともと取っていた新幹線に乗り、1人で帰りました。長男は、以前からそういうところがありました。自分のやりたいことを優先するのです。普段から家族には合わせないのですが、外では人にすごく合わせるのです。その外面の良さが、私は返って心配でした。

　最後まで読んでいただきありがとうございました。また、投稿していきますのでよろしくお願いいたします。