離婚後の生活〜父の介護1〜

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 離婚後の生活〜父の異変1、2、3〜の続きですが、母の死の直後から父の行動に異変が見られ、入院することになってしまいました。入院当初、1〜3ヶ月ぐらいの入院の見込みと言われましたが、入院中に脳梗塞になったり、誤嚥性肺炎や高血圧も見つかり、結局退院してきたのはそれから約半年後でした。

 入院中に脳梗塞になった際にお見舞いに行った時、頬の痩せがかなり目立ちましたが、退院前に試験外泊があり、久しぶりに見た父の姿にもさらに驚きました。車椅子に乗っていましたが、とても痩せていて一気に老けてしまった印象でした。病院で、リハビリもさせてもらっていましたので、歩けないことはないのですが、支えられていないと歩けない状態でした。また、歩く距離も短くなっていて、病棟から駐車場まで車椅子が必要でした。言葉も一言二言しか喋らず、とても聞き取りにくい発音になっていました。

 試験外泊中も父の様子はやはり落ち着きがなく、2〜3分おきに病院に帰ると話すのです。兄が困って病院に電話すると、
「連れて帰って来てください。」
ということでした。そこで試験外泊が中止になりました。試験外泊中も落ち着かなかったということで、退院が延期になりました。

 父が入院している間、兄は介護用のベットやオーバーテーブルを借りる手続きをしたり、ケアマネージャーさんと連絡を取り合い、介護度を判定してもらう手続きをしていました。判定をしてもらうと結果は要介護4ということで、父は思ったより介護が必要なレベルでした。ということで、兄は仕事を夕方だけの勤務になるように会社と調整し、私は兄が仕事に行っている時だけ介護することになりました。その他、父の介護食作りや買い物も私がやることになりました。

 それからしばらくして、父が退院して来ました。父が帰って来たことによって、私は忙しくなりました。1日中、名前を呼ばれるのです。5〜10分おきの時もありました。兄がメインで介護をしていて、兄の仕事の時間だけ私が見ることになっていましたが、やはり子供の世話と家事と介護で手一杯で、なかなか在宅の仕事まで手が回りませんでした。ノルマがあるわけではないので、時間のある時にやろうと思っていてもなかなか出来ず、仕事がだんだん後回しになってしまいました。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。また投稿していきますので、よろしくお願いいたします。

 

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