別居してアパートに住むようになって、直接的な嫌がらせは無くなりましたが、書面での嫌がらせは続き、それ以外にも次から次に起こる困難に私は消耗しきっていました。
ただ、アパートに住んでいる間に、1つだけ、明かりが見えるような出来事がありました。2回目の裁判で、早くも私が親権を取れることに決定したのです。弁護士さんから
「親権は原告で。」
と裁判官から言われたとご報告をいただき、それは私にとって何より嬉しい出来事でした。始めから、夫側が親権を取る確率は低いものでしたが、万が一でも親権が向こうに行けば、暴力を止める人がいないのです。夫を監視する人がいないのです。また怪我をさせられても、
「俺は一つも悪くない。ただ、抑えていただけだ。」や、
「子供が怪我したのは俺のせいじゃない。正当防衛だ。」とか、訳のわからない言い訳をして真実を隠してしまうのは、目に見えています。そんなところに子供を預けることはどうしても出来ません。どうしても避けたかったのです。
また、こんなに早く親権が決まるということは、虐待の事実が認められたのだと思います。
なので、親権が私に決まった時は、本当に本当にホッとしました。その日は、久しぶりにゆっくり眠れました。長男の足を怪我させられて以来、ずっと苦しんでいましたから、数年ぶりに本当に安らいだ気分になれました。
それが、3月の上旬でした。3月半ばには長男の受験と卒業式、次男の転校手続き、三男の卒園式、三男の入学手続き、3月の末には、長男の入学手続きと引っ越し。たくさんの手続きや引っ越しで、私にはホッとしている時間はありませんでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。また、投稿していきますので、よろしくお願いいたします。
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