別居の経緯3

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 別居を決めた時、まず始めに長男に話しました。長男には、一時的に実家に帰るが、またすぐにこっちに戻って来る。中学を卒業するまで学校の近くにアパートを借りるから、一緒に来てほしいと話しました。長男は同意してくれました。

 そこから急ピッチで話しを進めました。引っ越し業者を探したり、アパートを探したり。もちろん引っ越しとアパートの契約にはお金がいりました。その際に、弁護士さんにお金を下ろして良いか確認をしました。弁護士さんは、
「夫婦の間は財産は二人の物だから下ろしても問題ないです。」
と言ってくれましたので、普通貯金に入っている分の数十万をおろしました。ただ、引っ越し代とアパートの契約など出来る限り安いところを選びましたが、全然足りませんでした。そこで、私は結婚前に貯めていたお金を使いました。結婚前の貯金はほとんど二人の共有の貯金にしてしまったのですが、一部を何かの時にと別にしておきました。もちろん夫の了解のもとです。夫は兄弟が多く、結婚当時はまだ下の子が学生でした。そんな状況でしたから、万が一との思いです。

 その1日か2日後、夫はネットで私がお金を下ろしたことを知ったようで、夫の嫌がらせがひどくなりました。
「俺の金返せ。」
と言いながら、私を追いかけ回し、私が持っているカバンをすごい力で取り、財布を取ったのです。そして、大きなお金がないことを知ると、やっと財布を返したのです。それを子供も見ている前でやりました。長男と三男も私に味方してくれました。ママの財布とるなとカバンを引っ張ってくれましたが、体格のいい夫にはかないませんでした。まさに修羅場でした。

 そして、お金が見つからず、怒りがおさまらない夫は、なんと警察にも通報したのです。でもこのことは、のちの裁判で、私の有利に働きました。書面で弁護士さんが、このように虐待行為がエスカレートした、と主張してくれ、調停から裁判に移行することが出来ました。裁判で、夫は、妻が通帳を無くしたと言ったので、警察に通報したと弁解していましたが、警察の方からは、妻が不当ににお金を下ろしたと言っているとはっきり聞いていました。夫は裁判でも、嘘をつくのです。そういう人だったのです。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。また、投稿していきますのでよろしくお願いいたします。

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