実家に帰ってからも書面による夫からの攻撃は続いていました。2回目の裁判で、すでに親権は私に決まり、親権に勝ち目がないと考えた夫は、今度はお金の方で争ってくるようになりました。
まず、養育費のことです。裁判の前の調停では、成人になるのは18歳と言われているので、18歳までしか払わないという主張でした。裁判になってからは、『別居してから〜夫のこと1〜』でも書きましたが、私が働くと看護師の資格があるので、年収数百万円になるはずだから、算定表の額より減らしてもいいはずだという主張です。その時、夫側から出された書類が数種類あったのですが、その中の書類で夫は見事に墓穴を掘り、地方の方が収入が少ないと証明され、私の年収は夫の主張した半分の額という予測ができるとのことで、夫の提出した書類から計算されることになりました。結局、夫側も主張より少し多く払うことになり、私の方も算定表より少し少なく算定されることになりました。中間案といったところです。もちろん養育費を18歳までしか払わないという主張は通らず、20歳まで支払うということになりました。
財産分与の方もです。夫側に弁護士さんが就くまでは、財産は全て俺が稼いだものだからやらないと言った主張でしたが、夫側にも弁護士さんが就いてからはさすがにそれはできないと知り、その主張はやめました。ただ、財産は主に家でしたから、お家の価格をかなり下げるという主張をしてきました。家の価格が今まで出していた書類は高すぎるということで、安く見積もってくれる業者を2社探し、その書類を提出してきたのです。車も株も少しずつ価格を下げて提出してきました。お金への執着が感じられました。
私たちは、結婚してからもしばらく共働きでした。しかも結婚前の貯金は夫よりも少し多くありました。それを合わせて2人の蓄えにしたので、家が買えたのです。それを知っていながら、そういう主張をしてくるのです。そして、最初に自分で提出した見積もりの書類は、私が電話して私が決めた業者だというのです。自分で決めて、自分で電話したのにも関わらずです。本当になりふり構わずと言った感じでした。
財産分与は、結局、私の方の弁護士さんがもう1社別の不動産やさんに見積もりを依頼してくれて、そこでは最初の見積もり額とほぼ同等の結果になり、その4社を含めた平均の額になりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また投稿していきますので、よろしくお願いいたします。
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