千葉県であった虐待事件

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 2019年に起こった虐待死事件で世間が注目していた頃、私もちょうど夫から逃げ、離婚裁判を始める頃でした。

 その事件は、母親も傷害幇助という容疑で逮捕されました。その後、裁判で懲役2年6ヶ月執行猶予5年という有罪判決となりました。母親はDV被害者ではありますが、幇助ということで加害者にもなってしまいました。

 私も元夫の暴力によって長男が靭帯を切る大怪我をしてしまうということを経験しました。なぜあの時助けられなかったのだろう、なぜもっと早く気づけなかったのだろうと今でも後悔しています。

 私は家族関係を壊したくなかったそういう思いが強かったのです。ただ、今ならはっきりわかります。私がいくら頑張ってももうあの家族関係は壊れるしか無かったということです。元夫は、暴力を正当化してしまいますので、反省がありませんでした。そういう人からは離れるしかないのです。

 今では、夫に対する不信感や怒りをそのまま誤魔化さなくてよかった、離れられてよかったと心からそう思います。あの頃は悩み苦しみいろいろなところに相談しました。あるNPO法人とあるNPO法人は真逆の意見でした。もし、今の決断と反対の方を選んでいたら、認識はありませんでしたが『幇助』ということをしていたことになります。そして、今でも苦しんでいたと思います。あるNPO法人で相談した時、『もしそれが(怪我したところが)頭だったらどうしたの?』という言葉、あの一言が私と子供の人生にとって大切な言葉でした。

 今では、違和感に気づいてよかった、自分の心の声に従ってよかったと思います。

 何かの参考になれば幸いです。また投稿していきますので、よろしくお願いいたします。

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