離婚後の生活〜次男のこと2〜

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 次男が入院してからは、三男を学校に送ってから病院に行き、迎えの時間に一回帰り、夕方もう一度次男のところに顔を出しました。次男はその間、抗生剤の点滴もしていましたが、あいかわらず解熱剤の効果が切れると発熱するを繰り返していました。血液検査でも、改善の傾向が見られませんでした。入院して2日目ぐらいに、先生からこのままだと大学病院に行かなければならないと言われました。それはつまり、今入院している病院ではこれ以上の治療ができず、大学病院の高度な治療が必要だということでした。それを聞いてとてもショックを受けました。そして、大学病院に入院となると私も付き添うことになるので、家を何日も空けなければなりません。そうなると三男を誰かに預けていかなければならないのです。次男のことも三男のことも心配で、私はどうすればいいかわからなくなっていました。

 私はまた、三男が入院した時に電話で相談にのってもらった看護師時代の先輩に電話してみました。先生から大学病院に行かなければならないかもしれないと言われたこと、そしてそれに付き添うと三男を誰かに預けなければならないということを話しました。三男は発達障害がありましたので、いままで学校や幼稚園以外の人に預けたことはありませんでした。預けるとなると三男を理解してくれる人でなければ難しいのです。私はその先輩のことをとても信頼していましたので、その先輩なら三男のことを理解してもらえると思っていました。なので、そのようなことになった場合、三男を預かってもらえるか思い切って聞いてみました。すると、その先輩は迷わず、
「大丈夫だよ。」
と言ってくれました。その言葉がとても有り難く感じられました。実はその時、次男が本当にどうなってしまうか心配で、先輩に話しているうちに泣いてしまったのです。先輩に迷惑をかけてしまったと後から本当に申し訳ない気持ちになりました。

 それと、『離婚後の生活〜三男のこと4〜』に書きましたが、金銭的な不安もありました。大学病院に行くとなると私は近くのホテルに宿泊しなければならないのかもとか、その時のお金をどこから捻出しようとか、あとは三男を見てもらうのにお金はいくら渡していけばいいかなどいろいろ考えていました。次男のことも三男のこともお金のことも心配で、そのことを考えるとだんだん息が苦しくなっていました。その頃の私は自分では気づいていませんでしたが、長年の気を張っていたことにより、思った以上に精神的にこたえており、過換気っぽくなっていたのだと思います。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。また投稿していきますので、よろしくお願いいたします。

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