動き出すきっかけ1

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 長男が中学2年の後半になり、そろそろ長男の進学先を決めなければならない時期になりました。長男は以前から、私の実家から通える高校に行きたい、父親から離れたいそう言っていました。

 その気持ちはわかりましたが、私は、反対していました。その理由は、その時私たちが住んでいたところは関東、私の実家は東北なのです。遠すぎます。何かあってもすぐに行ける距離ではありませんでしたし、環境も変わりすぎます。うちに居たくないなら、せめて学生寮のあるところはどうか、長男に何度も話しました。長男はどうしても私の実家の近くの高校でなければ嫌だというのです。長男の決心は固いようでした。

 また長男は、高校は工業高校に行きたいと言っていました。私の地元には工業高校が1校しかありませんでしたが、その時住んでいたところは、通える範囲に工業高校が3校もありました。私は、
「こっちにいるとその3校から選べるし、こっちにいた方が仲の良かった友達にも会えるよ。それにむこうは環境が変わりすぎるよ。慣れるの大変だよ。」
そう何度も話しました。
 それにいくら自分のおじいちゃんおばあちゃんだからと言ってもできないこともあるでしょうし、遠慮しなければないこともあるでしょう。離れてしまうとなかなかサポートができなくなってしまうのです。どうにか長男を説得できないか悩みました。

 ただ、私はその時も男女共同参画やスクールカウンセラーさんへの相談は続けていましたので、だんだんと夫が普通の人ではないと気がつき始めていました。また、長男に対する嫌がらせもありましたから、長男はうちより私の実家の方がいいかもしれないそう思い始めていました。

 夫のほうは、長男が私の実家の近くの高校に行くということはすぐに了承し、
「どんどん話しを進めて。」
というのです。その後も何度か話しを進めるよう言われました。まるで、早くいなくなってほしいと言わんばかりの態度、同じ親として本当に理解に苦しみました。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。これからも投稿を続けていきますので、よろしくおねがいいたします。

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