怒りのエネルギー

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 2020年から少しずつ心の平穏が訪れ、今ではささやかですが、幸せを感じられるようになりました。

 2018年・2019年はこれまでブログでお伝えしてきましたが、とても人生のどん底と言える日々が続きました。

 2016年にそのきっかけとなることがあり、ずっと悩んできましたから、だいたい4年間ぐらいの記憶は白黒です。色がありません。暗いトンネルの中さまよっていた感覚です。

 私は本当に温かい家庭を望んでいました。でも、その本当に自分が切望していた願いが叶いませんでした。それは私にとって相当ショックな出来事でした。出来れば子供は夫婦で育てた方がいいと私も思います。喜びは2倍になりますし、不測の事態にも対応しやすいと思います。

 ただ、毒夫の場合は、その不測の事態をわざわざ起こすタイプでした。子育ての助けにならず、かえって問題を起こす相手でした。それに気がついた時、もうこれ以上続けて行くのは無理だと思いました。それに気づいてからは離婚という選択肢しかないと思いましたが、やはりこれまでの固定観念がなかなか捨てられませんでした。私はどちらかというと保守的で現状維持を好む方で、あまり物事に対して積極的に取り組むタイプではありませんでした。なので、本当に離婚ということに関しての抵抗が大きかったのです。

 それが、なぜ離婚に踏み切れたか、なぜあれだけアクティブに動けたか、自分でも驚くほどでしたので、そこを思い返してみました。

 一つは、2016年の長男の足の怪我から相当に悩み答えを探し求めて彷徨っているうちに、夫がDVモラハラ虐待夫だと気づきました。そして離れた方がいいかもしれないと思い始めているうちに、トントン拍子に物事が進んだという表現が一番近いのです。本当に流れに乗ったという感じです。

 もう一つは、怒りのエネルギーです。私の場合、大事な長男を怪我させた相手が夫でしたので、もちろん一緒に暮らしていました。なので、本当に全く反省していないのが分かりました。今、思い出しても怒りでどうしようもなくなります。それはとてもネガティブな感情だと思います。でも、今から考えると、そのエネルギーが役に立ちました。保守的で現状維持タイプの私が、離婚という決断と行動を起こせました。怒りのエネルギーを使って進めました。もし、長男の怪我や離婚に対して悲しみの感情だけであれば、精神的に参ってしまっていたと思います。なので、立ち直るのにも役立ったかもしれません。そのことがあり、怒りの感情もネガティブなことばかりではないと実感しました。

 またこうやってブログを書くことにも、その怒りのエネルギーを原動力として使っています。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。また投稿していきますので、よろしくお願いいたします。

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