私の失敗３

　『私の失敗１、２』で、出来れば結婚前に毒パートナーに気づいてほしいと書きました。私の場合は、結婚してしまってから気がついたため、いろいろなしがらみがあり、離れるのに苦労しました。

　結婚後に気がついた人のために、私の場合どうだったのかということを混じえて書いていこうと思います。参考なれば嬉しいです。

　このブログの最初の方の『苦悩の日々の始まり』に書きましたが、夫の暴力により長男の足のケガがなかなか治らず、夫に対する怒りが増していき苦しんでいる際、スクールカウンセラーさんから男女共同参画センターを教えてもらいました。そこで、講座に参加しているうちに夫が毒夫だと少しずつ気がつき始めるのですが、その講座ではだから離婚した方がいいということは言っていませんでした。私としては、それがとても助かりました。なぜなら、その頃はまだ家庭を壊さないようにしたいという気持ちが強くありましたので、離婚を勧められるとますます苦しくなっていたと思います。

　私の場合、結婚してからも毒夫はしばらく私に対しても外面でしたので、その分気がつくのに時間がかかってしまいました。なんというか言葉で表すと洗脳に近いと思います。夫を信じきっていました。なので、毒夫（DVモラハラ虐待夫）だとはっきり認識するまで、その講座に通うことにも罪悪感がありました。

　そして、DVモラハラ虐待夫と認識してから、これ以上子供に被害が及ばないようにするには離婚しかないと思うのですが、そこまで決断するのにも決断してからも本当にそれでいいのかという自問自答を繰り返す日々を送っていました。そのことにより精神的にしんどい状況が続きましたので、いっそ気が付かなければよかったとまで思ったこともありました。

　講座に通い始めた頃、私はほかにも、自分と同じような境遇の人が書いているブログを読み漁っていました。たくさんのブログを読んでいるうちに、抜け出した人は抜け出していない人に比べて圧倒的に明るいということに気が付きました。出来れば私もそちらの方向に行きたいと思うようになりました。

　その後、いままでブログで綴ってきたような様々な辛い出来事が起こりましたが、現在は本当に穏やかな生活を送っています。もちろん多少のことはありますが、子供たちと一緒にいられること、子供を安全な環境で育てられること、それがこんなにも幸せなことだったのかと日々実感しています。

　最後まで読んでいただきありがとうございました。また投稿していきますので、よろしくお願いいたします。